秋の風を感じる今日、いつもは五女山コーヒーをまずはじめに淹れていた私は、秋が訪れた今日の私にぴったりなコーヒーを淹れ、いただきたく、目を閉じ、コーヒーを選びました。手にとったコーヒーは五女山コーヒーでした。いつもどんな時も五女山コーヒーがぴったり、と喜び、笑い、淹れました。五女山の秋の香りがしました。豊穣なる大地に美しい生命が実る香りです。五女山に秋が訪れたことをコーヒーから伝えていただきました。とっても恋しく、懐かしく、五女山の風に触れたい衝動が生まれます。コーヒーを一口いただけば五女山の風が吹いています。涙あふれます。恋しい故郷の香りはコーヒーから触れることができ、幸せです。五女山の秋の香り漂う五女山コーヒーをありがとうございます。
高麗恵子